2016年12月

8月1日にギランバレー症候群に倒れてから未だ立ち直れず、体の動く日数を必死に働き、ギリギリ経費だけを捻出する状態が続いていました。
実はこの時、家族3人であと1ヶ月生活するお金しか手元には残っていませんでした。
「1月末の引き落としで残高ゼロ…」しかも無収入であること濃厚。
今考えると「生活保護受けられたんじゃないか??」という経済状況でした。
(そして窓口に行けば復職したよんこまママさんと感動の再会をするはずでもありましたw)

脚と体力を使う店舗運営。
でもその肝心の脚がいつまでも動かない。
動かない脚を使えば翌日に全身が動かない。
治す方法もなければ、治る見込みも立たない。
これはもう、店舗を諦める覚悟をしなくてはならない。

ママさん達との思いで詰まった我が家のような場所でした。
でも!私1人ならまだしも、子供達2人いるんだもの。
本当の「我が家」を守るしかないじゃないか。

現実は揃っていて、守るべき最たるものもわかっている。
そこからの決断は速球でした。
「今月末で閉店します!」告知からの派遣職探し。
一週間後には1月4日からの仕事が決まっていました。

しかし、「よんこま」はここで終わらなかったのです。

私の「よんこま」ロス

閉店は、去年の4月末のことでした。

改めて、皆さんには本当にお世話になりました。

人が亡くなると、やらなくてはならないことが多くてちゃんと悲しむ暇がない…その後ゆっくりと長く喪失があると聞きますが、私にとっての「よんこま」閉店はそれに近いものがありました。

とにかく忙しい!
そんで死ねる疲労!

あの頃に「よんこま」を惜しんで下さった皆さんの声は、私に代わっての弔いで、とても有り難かったです。

皆さんの温かさに包まれた最終日。
やりきった。終わった。ほっとした。
色々あったけど、良かった。
お陰様でそう思えました。

ただ、そのレポートはたとえ時間があっても書けませんでした。
眠る時間を割いても何やかやと書き続けてきたのに、全く「書きたい」という気持ちが起きなくなっていました。

それから1年半、やっとです(*^^*)
お待たせをいたしました。